【美容室Beluga(ベルーガ)】｜似合わせ小顔補正立体カットや髪質改善が得意な可児市のヘアサロンです

今日だった。

3年前の今日、 

僕の新しい人生が始まりました。

難病美容師✂︎

脊髄小脳変性症

physical disability

正直たくさん苦悩がありました。

病気である事、

だんだん普通に歩けなくなってきた事、

出来ないことがどんどん増えていく事、

ハサミが持てなくなった事。

今までの人生とは真逆に進んでいく感じ。

たくさん悩みました。

たくさん苦しみました。

たくさん励ましてもらいました。

でもたくさん八つ当たりしました。

夜な夜なたくさん食べました

その度に自己嫌悪。

今ではハサミを持たないのが当たり前。

何人かの人に相談された事もあります。

美容師で同じ病気の方。

みなさん悩んで見えるし苦しんでいる事は

人それぞれ。

「そろそろハサミを置こうと思うんです。」

自分で決めて自分でピリオドを打てるのが

羨ましくてしょうがなかった。

仕事ができるって本当に幸せなんだなと

気づいた。

で、こんな僕でも側で支えてくれる

仲間がいる。

認めてくれる仲間もいる。

背中を押してくれる仲間もいる。

何よりずっと支えてくれている妻がいる。

あの頃には考えられなかったけど

妻の頑張りのおかげで、昨年、

小顔補正立体カットの【認定講師】にも

ならせてもらった。

夫婦で講師！

僕はカット出来ないので

本当の【講師】は妻ですが、

そこは、ハサミを持たない唯一の認定講師って

ことでポジティブに考えています。

臆病な僕は、

この講師資格を行使できていない。

自分に期待しよう。

当時、お店の売り上げの9割を上げていた僕から、

ある日突然、引き継ぐことになった妻。

ほぼ育休状態で引き継ぎました。

辛い事もたくさんあったでしょう。

（僕が輪をかけてましたから）

それでも付いてきていただいたお客様には本当に感謝しております。

支えていただいてありがとうございます！

今では僕がやっていた頃より売上は上がっています！

本当に凄いのは妻ですね。

いつも本当にありがとう！

まだまだスネたい時には拗ねるけど、

これからもよろしくね。

病気になって何がって

すでに持っている宝物に気づけた！

差し伸べられた手に

気づかないふりをしなくてよくなった。

（あえてやるときあるけど笑）